紅茶と空想
「空っぽじゃん」と、空想という言葉を嫌いになりそうになってた時、森茉莉を読んだらマリアも空想するのって言ってて
空想がまた好きになった。
中身のないものは好きではないけど空想は好き。
読書も空想。
フランス語のお勉強もバイオリンの練習も、空想。
明日からの喫茶店でのお仕事も空想じゃなきゃやってらんないネ、きっと。
空想とは、精神薬よりも良く効く延命措置のまほう。私はこのまほうの使い方を幼い頃、勝手に身につけて、歳を取るたびにうまくなっていっている。
今日は、
高円寺のアール座読書館という喫茶店で紅茶を飲みながらひたすら空想している。
ブログだけのはなし、2月頃からの私のアルバイト、実はアール座読書館 or エセルの中庭だ。明日から2月頃までは最寄り駅の星乃珈琲店。うまくいくといいね。
ドビュッシーと水滴の音と紅茶を淹れる音、
そして香ばしい本の香りにつつまれた、
穏やかな静寂の処、
アール座読書館で人生の第2章を過ごす、よてい。楽しみ・楽しみ ♪
プレリュードはまさしく地獄だったが、ペエジをめくると
どんなせかいが広がるのだろう、と空想する。
人生。メルヘン。物語。空想。
いつか、すべてが大切だと思えて、ばら色に見えるその時まで、鼓動を鳴らしてゆこう。
鼓動を鳴らしてゆこう…♪
明日はどんな日?♪