紅茶と空想

「空っぽじゃん」と、空想という言葉を嫌いになりそうになってた時、森茉莉を読んだらマリアも空想するのって言ってて

空想がまた好きになった。

 

中身のないものは好きではないけど空想は好き。

 

ツイッターってSNSって空想。

 

読書も空想。

 

フランス語のお勉強もバイオリンの練習も、空想。

 

明日からの喫茶店でのお仕事も空想じゃなきゃやってらんないネ、きっと。

 

空想とは、精神薬よりも良く効く延命措置のまほう。私はこのまほうの使い方を幼い頃、勝手に身につけて、歳を取るたびにうまくなっていっている。

 

今日は、

高円寺のアール座読書館という喫茶店で紅茶を飲みながらひたすら空想している。

 

ブログだけのはなし、2月頃からの私のアルバイト、実はアール座読書館 or エセルの中庭だ。明日から2月頃までは最寄り駅の星乃珈琲店。うまくいくといいね。

 

ドビュッシーと水滴の音と紅茶を淹れる音、

そして香ばしい本の香りにつつまれた、

穏やかな静寂の処、

アール座読書館で人生の第2章を過ごす、よてい。楽しみ・楽しみ ♪

 

プレリュードはまさしく地獄だったが、ペエジをめくると

どんなせかいが広がるのだろう、と空想する。

 

人生。メルヘン。物語。空想。

 

いつか、すべてが大切だと思えて、ばら色に見えるその時まで、鼓動を鳴らしてゆこう。

鼓動を鳴らしてゆこう…♪

 

明日はどんな日?♪

 

 

 

 

マーメイド

真夜中に目が醒める

その先がなくて

暗い部屋に閉じ込められたきり

終わり

終わりのループ

抜け出すにはどうすればいいか

必死になれとあのひとは言うけれど

そういう問題じゃない

もっと深みのところでの勝負だ

ひとつ、魔法を見つけた

魔法という名の音楽

きらり 羽ばたく

この魔法でどこまで飛べるか

どこまでだって飛べるサ

夢に限りはない

だから

だいじょうぶだよ

だいじょうぶ

深呼吸

きっと治るから

きっといつか治るから

この掴みようのない曖昧をひたすら信じて

闘病、治療に励むこと

一生懸命、治療に励むこと

ひたむきに

前向きに

 

深海でも深海なりの楽しさを

しあわせを

小さくてもいいしあわせを

集めてゆけば

豊かになれるはず

 

泳ぐ 泳ぐ

ひたすら泳ぐ

とどまらないで

泳ぐから…

 

Rose

苦しみの中の苦しみ

宙に浮くことを否定しないでみる

ぷかぷか ぷかぷか

何が楽しいんだろう

何も楽しくないって

オリジナリティのある感情

当たり障りのない感情

バカみたいだ

うつくしいのはみんな

みんなうつくしいんだ、誰だって等しく

せかいを手のひらに収めるなんて

できるはずがないのに

試すことを辞められない

滴る血は甘やかなローズの香り

気持ちいい

ああ、気持ちいい

これが解放か、と涙が出そうになる

わたしがカレを好きなのは

こういうことか、と腑に落ちるとき

少しだけ、前を向ける

 

変化

少し前までじぶんがひとから愛される意味が分かっていなかったように思う。「あなたはすてき」と、ひとから言われてもその言葉の表面上のものしか受け取ることができていなかった。さいきん、この辺りがやっと少し変わった。

少しだけ、じぶんの中の'うつくしいところ'を認めることができるようになってきたように思う。

この変化のおかげでだいぶ心身が楽になるところがあった。

それは、ひとからのたくさんの愛によって変化することができた。ありがとう。